肌にやさしい医療レーザー脱毛

レーザー脱毛と聞くとどんなイメージを持たれますでしょうか。何だか痛そうとか、効果はありそうだけど、副作用が強そうとか思われる方も多いのではないでしょうか。人気のレーザー脱毛という言葉は、レーザービームとか強い光線のイメージがあって、何だか強そうとか痛そうとかいう印象を持ってしまいますよね。

肌に負担をかけない脱毛方法

しかしながら、最近のレーザー脱毛はそんなことはありません。お肌に負担を与えずに、脱毛をすることができるのです。なぜそんなことが可能でしょうか。簡単に言うと、肌に光を当てずに毛根だけに光をあてるような仕組みだからです。
レーザー脱毛に使用するレーザーは、黒いものにだけ反応して作用します。つまり、お肌には作用せず、黒い毛にだけ作用するのです。小学校の時に、虫眼鏡で太陽の光を集めて火をつける実験などしませんでしたか?その時、黒い紙に光をあてたり、白い紙の中でも黒く塗りつぶしたところに光をあてると火がついた。というような経験がありませんか?
紙の白い部分は光の反射率が高いので、あまり熱が高まりません。しかし、黒い部分は光の吸収率が高いので、集まった光を吸収し、熱が高まるのです。
レーザー光をお肌にあてると、普通の肌の部分は光を反射するので熱は高まりませんが、毛根は光を吸収して熱が高まり、毛根の働きが消えてしまいます。もう少し詳しく言いますと、毛根に生えている毛の色に反応します。毛にはメラニン色素が含まれています。シミやにきび、日焼けの原因にもなるメラニン色素です。

処理したい毛の種類によって施術方法が変わります。
毛は、「成長期」「退行期」「休止期」という3つのサイクルを持っています。読んで字の通り、成長に成長し、退行期に退行します。退行すると抜け毛になります。退行して毛が抜けた後はしばらく毛がはえません。毛がはえるためのエネルギーを毛根が貯める時期です。これが休止期です。

このうち、成長期の毛にレーザー光が作用します。成長期の毛根は、成長するためのエネルギー(血液)をたくわえ、メラニン色素も多く含んでいます。そのため成長期の毛根のみがレーザーの作用を受けます。

一方で、成長期でない毛にはレーザーは作用しません。なので、レーザー脱毛は毛の周期にあわせて3回の施術が必要なのです。1回目の治療時に休止期と退行期だった毛が成長期になる時をみはからって再度の治療を行うことになります。

この周期を毛周期と言いますが、これは身体の部位によって変わってきます。(髪の毛が生え換わるまでの長さと、他の部分が生え換わるまでの長さが違いますよね。)

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